こんにちは。サロンの学校 栃尾です。
今日はとても面白い事があったのでシェアさせて頂きます。
経営塾仲間の超やり手ビジネスマンが、
事業拡大でサロン経営を始めました。
さすがに計画から実行までが速い。
あっという間に、
スタッフ4名のサロン展開を始めました。
そんなサロンの行方を私も楽しみにしていたのですが、
本日聞く所によると、
「ホットPからの集客が月30人」と。
月30人の新規って私からしたらビックリなのですが(笑)
しかし、ライバルサロンは
１日30人位こなしていると聞いてまたまたビックリ！
そのライバルサロンに偵察に行ったそうなのですが、
なんともまあお粗末だったそうです(笑)
小汚い制服、
隣の会話が丸聞こえ、
スタッフ通しのやり取りも全部聞こえる。
大して上手くもない。
「こんなサロンに負けてるの？」
と悔しかったそうです。
でも、皆さんも、そういう経験ないですか？
他のサロンに行ってみたけど、全然大したことないのに繁盛している・・
ハッキリ言って、世のサロンの8割がそのレベルだと思います。
でも、彼が言ったように、
大したことないサロンに経営力で負けていたら、
どれだけ技術力があっても、負けは負けなのです。
だから、技術力ある人ほど経営力をつけるべきなのですが・・・
でも！！
ちょっと待ってくださいね。
ここで彼は大きな勘違いをしているのです。
事業の一番の目的は何かというと、
「集客人数や施術人数」ではありません。
事業の一番の目的とは「利益」を上げる事。
ここなのです。
実際に、そのライバル店のホットPも見ましたが、
超安売りサロンでした。
安い事がウリのサロンです。
それは人数は集まるでしょう。
でも、その安い単価の中で、人件費、家賃、商材を出していくわけなので、
相当数をこなさないと、利益は出てこないはずです。
経営者が1人で儲かり、スタッフは数をこなすというパターンですが、結局スタッフは独立し、離れていってしまうのが目に見えていますね。
これは、その彼のサロンにも言える事で、
「月30人集客出来る」事は一見凄いように見えます。
しかし、
単価低めで人数をこなし、リピートが50％程では、
大してライバルサロンと変わらないわけです。
自分がライバルと思っていたサロンは実はライバルではない。
なのに、そこを意識したばかりに、
自分のサロンも低単価になってしまっていた。
だから、自分では物凄いこだわったサロンを作ったつもりなのに、
お客様から見たら、そのライバルサロンとなんら変わらないわけです。
自ら、自らの価値を下げてしまっていたのですね。
もしかして、あなたのサロンはそんな事になっていませんよね？
今日はそんな話で盛り上がりました。
凄い経営者で、コンサルとしても大活躍している方でも、サロンの事は分からないものなんです。
なぜなら、サロン現場を経験したことが無いからです。
やり方（手法やマーケティング）だけではどうにもならない事がいっぱいあるんです。
私は現役のサロンオーナーです。
自分で集客し、施術をし、自分で経営をしています。
サロンの現状を知り尽くしています。
私なら、まずはリピート80以上に持っていけるコンセプトをがっつり固めますね。
それから単価アップします。
そうしないと、１つの導線ができないんですよね。
そして、徹底的にスタッフの解剖知識向上に努めます。
コンセプトに見合う身体の知識が必要だからです。
もうお客様（特にホットｐに存在する）は、場慣れしていますからね。
他のサロンと似たか寄ったかの事しか出来ない、伝えれられないなら、
リピートは取れません。
きっと、次はリピートの壁にぶち当たると予想しています。
素人の集まりは所詮素人です。
知識と技術を兼ね備えたサロンが経理力をつけた時、そのサロンは怖いものなしのサロンへ変貌するのです。
お客様の方が「上手（うわて）」なんて事が無いように、
皆様は「今」自分が何をすべきか理解したうえで行動して下さいね。
勘や何となくビジネスは時間の無駄ですよ。
それでは本日はこの辺で☆
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